炎昼散歩

ツルゲネフ

2010年07月20日 19:52


世間とはズレて、今日明日が連休。

とにかく歩きたかったので、手ごろなところでまた法多山へゆく。
とにかく暑い・・ 山の道ならここまで暑くない。
アスファルトの照り返しの暑さがひどい。

あまりに暑いためか、カラスをはじめとして鳥が静かである。
途中通った池では、鳥が只管水浴びをしていた。
不思議だったのは、カモメのような鳥が飛んでいたことだ。あれは何だろう。

着いてわかったが、今日から三日間法多山は休みであった。
ほとんど店は閉まり、改修工事なんぞやっている。
だが、かえって人がいないのでのんびり歩きやすかった。
木々の緑が濃くなった。





相変わらず美しかったのは紫陽花である。
といっても、ほとんどの紫陽花は枯れている。
しかし美しい。
色はくすんでいるが、その色合いがいい。
美の奥深さを知る瞬間である。







なほ生きむわれのいのちの薄き濃き強ひてなげかじあぢさゐのはな



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