自然のこと

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昔撮った日本平動物園のしろくま。


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同じく動物園のライオン。


自然のこと

今日は星野道夫の写真・エッセイを2冊ほど読んだ。

私が一番好きな写真家が、星野道夫。

自然がとにかく大好きで、ありとあらゆる生物に畏敬の念を持っている私は、やはりネイチャーフォトに惹かれる。
ネイチャーフォトといっても。動物の凄い瞬間を撮った、とか迫力のある、とかそういうことじゃなく、ただ広い草原にポツンと何かが存在する、ただそこにいのちがある、もうそれだけで十分なのだ。
こちらから被写体に発する愛とか、関心を冷徹非情にスルーされるときもあり、受け入れてくれるときもある。
私が撮っているのは主にカラスだけだが、野生動物が持つ気まぐれさにとてつもなく惹かれてしまう。
カラスは犬や猫のように甘えてこない、必ず一定以上の距離をとる。
野生動物が持つ警戒心や緊張感が大好きだ。それこそ生きてる証で、子孫を残そうという強い意志の表れだから。



2012年04月27日 Posted byツルゲネフ at 02:18 │Comments(2)

この記事へのコメント
私のカヌーの師匠は野田 知佑氏。彼の「北極海へ」を読み、
マッケンジー川を下ったことがあります。
支流のTrout river では、テントの前にブラックベアの糞があっ
たり、また、ジャコウウシに追いかけられたこともあります。
ウシといっても彼らはカモシカの仲間。体重が400キロもあり、
見た目はあの凶暴なバッファロー。
ちなみに、香料のMUSKは、ジャコウウシの分泌液から抽出。

とまれ、North West territories の荒々しい自然の中で生き抜く
野生動物たちは、毅然とした孤高の美しさがあります。
Posted by おがさわら at 2012年04月29日 06:29
>おがさわらとしゆきさん
こんばんは。
野田さんの本も、昔よく読みました。
カヌーもやってみたいですが、泳げないのでちょっとびびって手を出していません。四万十川、いってみたいですね。
野生動物の動画とか良く見てますが、目や姿勢に緊張感があって本当にかっこいいです。都会の人間のように互いに無関心で猫背でうつむいている姿は、とても同じ生物にみえません。
Posted by ツルゲネフツルゲネフ at 2012年05月02日 22:53
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