大鹿村中央構造線博物館へいった。

いやー、先日早速、ジムニー転がして峠攻めてきました。

みさくぼを通り青崩峠、兵越峠、地蔵峠、そして分杭峠まで。
その途中にある大鹿村中央構造線博物館がおめあてです。

小腸→大腸→直腸、みたいなクネクネ山道を峠を越えるたびに繰り返し。
GW中なのにソッチ方面はスカスカで、みさくぼを過ぎるとジムニーか軽トラかハーレー集団かチャリダーにしか会わないような道・・・
まあ、初心者の私にそんなハイレベルロードを制するのは無理なので、山道大好きな旦那に運転させましたが。

みさくぼの山奥にて ↓

大鹿村中央構造線博物館へいった。

「みさくぼ慕情」 ・・・・・・みんなレコード買ってね!!どこで売ってるかしらんけど!


「大鹿村中央構造線博物館」は長野県の南のほうにある。
大鹿村は昔の日本の原風景まんまの、すんごいのどかな村。
それにしてもジーチャンバーチャンしか会わない!大鹿村のHPを見ても、過疎化が進んでいて問題になっているようだ。
ここまで行き着くのにだいたい4時間くらいかかった。峠をちまちま越えてきたので、すっごい疲れた。

博物館は名前のとおり、建物が中央構造線の真上にある。
断層の真上ってエキサイティングですねー。万一のことがあったら、この博物館はまっぷたつに分かれたり片側だけ隆起したりするのだろーか。
大鹿村中央構造線博物館へいった。

ちなみに中央構造線ってのは以下の図のように日本列島を走っている断層です。
大鹿村中央構造線博物館へいった。

この博物館はかなり新しいのか、建物も展示もすごく整っていてきれい。
大鹿村中央構造線博物館へいった。

展示の仕方もマニアックというか、凝っていて岩石の種類もすんごいたくさん、各種説明パネルも充実、館長の熱いトークも繰り広げられ、かーなりホットなスポットです。
中央構造線の詳しい説明は博物館HPがすごい充実しているので、ぜひ見てみて下さい!
博物館HP http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/

博物館の近くに、地層をばっちり見れる場所がある。

大鹿村中央構造線博物館へいった。

土の色が違うのがわかりますよね?この地層を説明したパネルが、

大鹿村中央構造線博物館へいった。

 ↑ これです。中央構造線がばっちり走ってますね。

横にぼやーんと重なっているような地層は時々みるけど、縦方向にこんだけはっきり違う地質が重なり合っている地層が見れるってのはめずらしい。こちらはマニアックすぎるのか、人っこ一人いなくて、ガン見し放題、岩触り放題でした。

さらにさらに近くの、分抗峠(ぶんぐいとうげ)もいってみた。

大鹿村中央構造線博物館へいった。

ここはちょっと前に「ゼロ磁場」だとかでパワースポットとして変な人気がでた場所で、ここにはけっこう人が来ていた。
中央構造線の真上で磁場が打ち消しあってるからパワーがある・・・とかワケワカラン変な論理ですが、中央構造線は分杭峠だけじゃなく地図のとおり日本を大きく分断して走っているわけで、ここははっきりいってただの峠です。
磁石も正常に機能したし、とくに面白いもんはありませんでしたー。
前述の地層エリアのほうがよっぽど、自然のすごいパワーを感じられるよ。みんな行くところが間違ってるぞー。

今度は新潟県糸魚川市にあるフォッサマグナミュージアムを攻めたいな!


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2013年05月03日 Posted byツルゲネフ at 02:08 │Comments(2)長野県

この記事へのコメント
中央構造線は興味があって時々訪問しています
佐久間ダム沿いの県道1号線も人によってはオススメです
歴史的な背景も面白くて、四国から長野に向けて大きな寺社が
多いことと、南朝の滅亡がこの上に沿って起こっていることで
最近は引佐のあたりに注意が向いていて、そのあたりに密かに現在でも
漫画家や作家が多いことに注目しています。
昔の人はなぜ中央構造線が解っていたか不思議です
Posted by knowhowdonorknowhowdonor at 2013年05月04日 10:54
>knowhowdonorさん
今回行ってみて、すごく面白かったです。
中央構造線沿いは昔から地震が多かったと思うので、鎮めるために神社仏閣がおおいんですかね?また峠は軍事的にも重要な場所になるので、歴史的なゆかりもいろいろありそうですね。
またほかの構造線もチェックしてみたいです。
Posted by ツルゲネフツルゲネフ at 2013年05月12日 08:13
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大鹿村中央構造線博物館へいった。
    コメント(2)