まじめな話
今日も仕事後、忘年会だった。
今日はそんなに疲れていない。今は完全にシラフである。
最近ダサイPVだのCMだのフザけたネタばっかり書いていたので、ちょっとまじめなことも書こう~っと!
今日、仕事でまた或る相談にのった。
「何もやる気が起きない、もう未来とかどうでもいい。なんも考えたくない。逆になんで生きてるかわかんない」
と完全に自分の人生を投げ出してしまった、10代の子。
自分が過去にしてきた失敗も許せないし、ぐちゃぐちゃ悩んでる今の自分も嫌いだし、そんな自分を受け入れられないから当然未来のハッピーな自分も想像できない。
その子が自分自身でめちゃくちゃに絡めた糸をほどく作業をスタートする。
なぜそう思うのか?問いを繰り返し、そう考えるにいたった原因を突き止める。
考えられるのは、過去に自分がやったひとつの失敗を、認めないままここまで来てしまったことだった。
あの失敗さえなければ、今頃自分はこんな場所にいるはずじゃなかったのに・・・
本人は「すぐ自分を責めて落ち込んでしまう」というけれど、自分を責めているのではない。
負けた過去の自分と、これから負けそうになっている自分と向き合う勇気がないだけである。
だから、前にも後ろにもいけないなら全部投げ出してしまえ!という発想に至ってしまったのだろう。
その子とは今日の今日で何らかの結論が出るまでは至らなかったが、「今、目の前にあることをひとつひとつクリアしていこう」ということで落ち着くことはできた。
客観的にみればなんらその子が持っているポテンシャルや条件はほかの人と変わらないのに、ちょっとした発想や物事の捉え方の違いで、人生は良くも悪くも大きく変わる。
なぜわざわざ自分で自分の首をしめてしまうのか・・・
それともわざと苦しい自分を演じて誰かに助けてもらいたいと思っているのか・・・
ゆるぎない自分を確立するということは本当に難しいことだ、と思った。
2009年12月08日 Posted byツルゲネフ at 23:42 │Comments(4) │◆あれやこれや なんだかんだ
この記事へのコメント
こんばんは
ツルゲネフさんの このギャップがすばらしい。
本題
多分その子は 話し合う友達が居なかったのではないでしょうか?
自分の学生の頃は 星を見ながら(天文部) 人生のこととか
何で生きているのか哲学的なことから下ネタまで語り明かしました。
ここで ツルゲネフさんに相談できたことは その子にとってラッキーでしたね。
ツルゲネフさんの このギャップがすばらしい。
本題
多分その子は 話し合う友達が居なかったのではないでしょうか?
自分の学生の頃は 星を見ながら(天文部) 人生のこととか
何で生きているのか哲学的なことから下ネタまで語り明かしました。
ここで ツルゲネフさんに相談できたことは その子にとってラッキーでしたね。
Posted by しか225
at 2009年12月09日 00:05

なぜ人は自ら出向いて
あちこちで痛みや悲しみを拾い集めてくるのでしょうか?
手っ取り早く、即効性のあるコミュニケーションツールだからでしょうか?
しかも、抱えきれなくなると他人にお裾分けをしようとしますよね(笑)
とにかく人間は、何かで心や体の空白を埋めて
他人と分かちあっていれば、ある程度幸せなのだと思います。
なので、恥ずかしがらずに
様々な失敗を繰り返しながら
自分に合った「痛み」や「悲しみ」の度合いを知る為に努力をし続け
洗練されたファッションのように自信をもって着飾れば良いのだと思います。
元々人生に意味は無く
自分が生きている理由
素敵な言い訳を探しながら
ブラブラするのが人生だと思います。
あちこちで痛みや悲しみを拾い集めてくるのでしょうか?
手っ取り早く、即効性のあるコミュニケーションツールだからでしょうか?
しかも、抱えきれなくなると他人にお裾分けをしようとしますよね(笑)
とにかく人間は、何かで心や体の空白を埋めて
他人と分かちあっていれば、ある程度幸せなのだと思います。
なので、恥ずかしがらずに
様々な失敗を繰り返しながら
自分に合った「痛み」や「悲しみ」の度合いを知る為に努力をし続け
洗練されたファッションのように自信をもって着飾れば良いのだと思います。
元々人生に意味は無く
自分が生きている理由
素敵な言い訳を探しながら
ブラブラするのが人生だと思います。
Posted by 斉藤ヒロカズ
at 2009年12月09日 07:22

世の中にはそんな風に
「答えが欲しいわけでは決してなく」
「自分の履歴をただ単に聞いてもらいたいだけ」な人は
たくさんいますネ
ひとことでいってしまえば「甘え」です(苦笑)
ただ
ツルゲネフさんもそうだと思いますが
俺も
批判して立ち去れるようなモラリストじゃないし(by 三原順‥笑)
俯瞰して見れば
そんな風に甘えている心の弱い人も
今の時点では誰よりも一番
「ありのままの その人らしいその人」なわけで‥
人間の体だって
手術しなくちゃ治らない病気や怪我も
その手術をするためには
手術に耐え得るだけの最低限の体力が必要っていうことで
まずは聞き役に徹してあげて
その後については
成り行き任せで‥っていう感じで
よろしいんじゃないでしょうか?(笑)
で
そろそろ手術できるだけの体力(心力?)がついてきたな‥と思ったら
キツいやつを
バシ~ン!!と一発お見舞いしてあげたら
いかがでしょうか?(笑)
「答えが欲しいわけでは決してなく」
「自分の履歴をただ単に聞いてもらいたいだけ」な人は
たくさんいますネ
ひとことでいってしまえば「甘え」です(苦笑)
ただ
ツルゲネフさんもそうだと思いますが
俺も
批判して立ち去れるようなモラリストじゃないし(by 三原順‥笑)
俯瞰して見れば
そんな風に甘えている心の弱い人も
今の時点では誰よりも一番
「ありのままの その人らしいその人」なわけで‥
人間の体だって
手術しなくちゃ治らない病気や怪我も
その手術をするためには
手術に耐え得るだけの最低限の体力が必要っていうことで
まずは聞き役に徹してあげて
その後については
成り行き任せで‥っていう感じで
よろしいんじゃないでしょうか?(笑)
で
そろそろ手術できるだけの体力(心力?)がついてきたな‥と思ったら
キツいやつを
バシ~ン!!と一発お見舞いしてあげたら
いかがでしょうか?(笑)
Posted by まこりんPM
at 2009年12月09日 17:30

>しか225さん
ギャップというか、普段ふざけすぎなのだと思います。
私はなんで生きてるのか的なこと、小学校~中学にかけて良く考えてました。そういう時期って絶対人生には必要だと思うし、それが早いか遅いかだけだと思うんですよね。
最終的には「生きてる意味とか、そんなの、オラしらねー!」って開き直る結論に至るんですけど(笑)
その子にとって少しでも役に立てたならいいのですが・・・
>斉藤ヒロカズさん
人生、なんだか意味があるのかないのかよくわかりませんな!
意味があるって思ってもそうれは自分がそう思っているだけで、死んじゃえば関係ないし。
知り合いの名言で「人生は壮大な暇つぶしだ!」というのがあるんですけど、私もそんなふうに人生を受け止めています。
どーせ生きてるならやりたいことやってポックリ逝きたいですね。
>まこりんPMさん
そうそう、基本的にみんな聞いてほしい、認めてほしいだけなのですね。
甘えんぼさんが多いですね。
私は相談を受けることが多いから偉そうなこと、わかったようなことをいうけれど、自分自身がアホだし、だれ見ても自分よりいいところいっぱい持ってるし・・・
だからこんなふうな相談を受けるとき、全力で相手のことをほめてあげます。
こないだもまったく同じような男の子を一人手術したばっかりだったので(笑)
その男の子も能面のような顔して「生きてくのがいやだ・・」とか言ってましたけど、褒め殺したらすっかり立ち直っちゃいましたね。
「あんた、今この困難乗り越えたらいい男になるで~。女が寄ってきてたまらんってなるの楽しみやな~」って。
人間わりと単純なもんです。
ギャップというか、普段ふざけすぎなのだと思います。
私はなんで生きてるのか的なこと、小学校~中学にかけて良く考えてました。そういう時期って絶対人生には必要だと思うし、それが早いか遅いかだけだと思うんですよね。
最終的には「生きてる意味とか、そんなの、オラしらねー!」って開き直る結論に至るんですけど(笑)
その子にとって少しでも役に立てたならいいのですが・・・
>斉藤ヒロカズさん
人生、なんだか意味があるのかないのかよくわかりませんな!
意味があるって思ってもそうれは自分がそう思っているだけで、死んじゃえば関係ないし。
知り合いの名言で「人生は壮大な暇つぶしだ!」というのがあるんですけど、私もそんなふうに人生を受け止めています。
どーせ生きてるならやりたいことやってポックリ逝きたいですね。
>まこりんPMさん
そうそう、基本的にみんな聞いてほしい、認めてほしいだけなのですね。
甘えんぼさんが多いですね。
私は相談を受けることが多いから偉そうなこと、わかったようなことをいうけれど、自分自身がアホだし、だれ見ても自分よりいいところいっぱい持ってるし・・・
だからこんなふうな相談を受けるとき、全力で相手のことをほめてあげます。
こないだもまったく同じような男の子を一人手術したばっかりだったので(笑)
その男の子も能面のような顔して「生きてくのがいやだ・・」とか言ってましたけど、褒め殺したらすっかり立ち直っちゃいましたね。
「あんた、今この困難乗り越えたらいい男になるで~。女が寄ってきてたまらんってなるの楽しみやな~」って。
人間わりと単純なもんです。
Posted by ツルゲネフ
at 2009年12月09日 23:27
