昔から宇宙関係好きで、ホーキング博士の本とか雑誌Newtonとかよく読んでいた。
小学校の頃から、「時間」ってなに、とか考えていた。
宇宙に関する関心は一生消えることがないだろう。
言っておくが私は驚くほど数学ができない。というかすべて忘れた。
それでも、宇宙について現状わかっていることはうすーい表面だけでも知っておきたい。
洋モノの宇宙関係の本ではよくあることだが、途中から難解な数式が出てきちゃうと、「ツルゲネフはログアウトしますた」状態になってしまう。
ログアウトしないですむ(数式が極力でてこない)日本のおすすめの本を最近読みなおしたので紹介しておく。まあ、どれも有名な本だが。
「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」 村山斉
村山さんは「眠れなくなる宇宙のはなし」著者の佐藤教授と並んで、とてもわかりやすい解説をしてくれる。
日本語の選択がとにかく的確で、文に無駄がなく読みやすい。
地球にあるような物質は宇宙ではマイナーな存在で、宇宙の中で4%程度を占めるにしか過ぎない。
残りの96%(暗黒物質、暗黒エネルギー)は正体不明。
宇宙の膨張は加速していることが判明したが、いったいどこからそんなエネルギーが生み出されるのか。
こちらは文庫でより薄い本だが、内容は「宇宙はなぜ・・」のほうより濃い。
宇宙の未来を知るには、宇宙の過去を知る必要がある。
内容は、素粒子論が中心。クオークが3世代で・・・ハドロンがメソンとバリオンに分かれて・・・とか出てくるとすべて投げ出して、カラスでもガン見したくなる衝動にかられますが、頑張ってください・・。
それぞれ3回づつ読んでようやく、概念がわかってきたかな~というかんじ。
「量子論がみるみるわかる本」 佐藤勝彦
宇宙を知るのに欠かせない、量子論。
もうこの本以上簡単に解説することはできないだろう。
量子論というのは、ミクロの世界に適用される物理の理論のこと。
自然の本質は、すべてが曖昧。いいかげんだそうだ。量子論はとても面白く興味深い。不思議だらけ。
ホーキング博士が「宇宙は虚数の時間にうまれた」と言っているらしいが・・・そんなこといわれても・・わからん。
数学が得意だともう少し本質が理解できるんだろうが・・。もうやる気になれん。
しかし、面白くて仕方ない。しばらくは宇宙の本でも買いあさるかな。