ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

ぶっちゃけブルガリアの記憶、早くも消えかけてます・・・ やばい。急ぐぞー。

さて、バンスコからまたもバスで移動。
朝6:50にバンスコのバス停をでて、10:30にプロヴディフ到着。
停留所から少し離れた「アクトガーラ・ユク」という別のバス停留所に向かい、あさって出発のトルコ行のバスを早々に予約した。
アフトガーラ・ユクからはトルコをはじめ、ギリシャ、オーストリア、フランス、スイス、スペインなど欧米のいろんな国にバスが出ている。
バス会社もいくつか選べる。
私はガイドブックに載っていて一番値段が高そうだけど安心できそうな「メトロ社」を選んだ。

バスを予約したら、今度は街の旧市街へ向かう。
旧市街はバス停や駅からちょっと離れてますが、旧市街は情緒あふれる石畳の曲がりくねった道が縦横無尽に走る、レトロかわいい街。
この街は日本でいうと京都、みたいな、落ち着いていて、文化的な雰囲気があってとても気に入った。
この街で楽しいのは、とにかく路地歩き。

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

「ヒサル・カピヤ」という要塞門。
なんと、紀元前4世紀にマケドニアのフィリップ2世によって建てられたらしい。この要塞門がとっても気に入って、1時間くらい写真とったわー。

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

なにげなく、遺跡の上でおしゃべりしたり宿題したりする女の子たち。
旅行していると、遺跡って、「観光客の為」に存在しているような勘違いをしそうになる。でも、違う。
遺跡は先祖が子孫に残した贈り物みたいなものだと思うから・・・こうやって遺跡が「今」に溶け込んでる風景、遺跡が普段使いされているってのがいいのよね!

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

ひときわ鮮やかなオレンジ系のカラーに、洗練されたデザイン、木の窓扉がすごく素敵な建築物。
こちらはブルガリア民族復興博物館です。1848年に金持ちのトルコ人によって建てられた屋敷を、博物館として利用している。

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

聖マリナ教会の中にあった、五重の塔の西洋バージョンみたいな鐘楼。趣があってなんとも美しいですね、
こういう造りって初めて見た。ブルガリアでもここしか見なかったな。

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

プロヴディフの代表的な教会、聖処女教会。
下の写真に写っているのは聖処女教会の司祭。
荘厳な雰囲気の司祭が、ポケットからスマホを取り出しスクロールしていたのを目撃してしまった私と旦那。
私、いまだにガラケー使ってるのによお・・・・
ブルガリアの司祭がスマホ・・・
このショッキングな場面を目撃してからというもの、我々は彼のことを「スマホ司祭」と呼び、「あのスマホ司祭の教会の近くのカフェいこう」「スマホ司祭の教会またいこう」などスマホ司祭呼ばわりするようになったのだった。

ブルガリア旅行記⑤ プロヴディフ

ローマ時代の劇場跡。広い!3000人は収容できるとか。
遠くには新市街が見渡せ、景色がとってもいい。今でもオペラや演劇など、イベントでよく利用しているそうですよ。
劇場の入るのに3レヴァ必要。


プロヴディフを歩いていて大変なのは、とにかくアップダウンが多いこと!
「熱海」のような地形といえばわかってもらえるでしょうか。登ったり下りたり、複雑に路地が絡み合い、迷いそうになる。
また、土ぼこりもすごかった。風も強くてすごい埃っぽかったので、マスク必須だった。目にゴミも入りまくるので、ゴーグルしたいくらいだったなあ。しかし、新旧入り乱れる本当に美しい街だった。おすすめです!

つづく。


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2013年07月04日 Posted byツルゲネフ at 21:03 │Comments(2)ブルガリア旅行(新婚旅行)

この記事へのコメント
黄色い壁かわいいですねー♪
娘さんたちもきれいでそのまんまポストカードにでもなりそうな^^

スマホ司教のくだりでふきました( ´;゚;∀;゚;)ンフッ
司教様意外とハイテクなんですね。
Posted by うめ☆つき at 2013年07月08日 18:16
>うめ☆つきさん

こんばんは〜
ブルガリアは風景や建物に雰囲気があるから、写真がポストカードみたくなるんですよ!
スマホ司祭ねぇ・・(笑)この時代やっぱり必要なんでしょうね。司祭同士でラインやったりmixi司祭コミュニティとかあったりして(笑)
Posted by ツルゲネフ at 2013年07月10日 01:58
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