心の琴線に触れた芸人

懐かしのあらびき団見てたら・・エハラマサヒロがけっこう面白かった。

すいません記事とはいえないですが自分の気に入ったYOUTUBE貼らせて・・・
自分でいうのもなんだが過去に貼った自分のおもろ系YOUTUBE、時々見返すと面白くて元気になれるんだよねえ(笑)
ここ最近ダサいPV発掘できてないから、また発掘したいなあ・・。自己満足ですが、こーゆーのも大事なんで!


エハラマサヒロ:ストリートダンサーのウザい先輩



エハラマサヒロ:スキャットマン

  


2014年02月22日 Posted by ツルゲネフ at 23:02Comments(0)

オリンピック関連のくだらんネタ

ソチオリンピックなど見ていたら、ふとこのシュールで大変くだらないスキージャンプペアのことを思い出した・・
大学生のとき見てたなあー
しっかし久々に見たけどマジくだらんww




そして続いて、松岡修造のモノマネも思い出した



お笑い芸人「ぼれろ」の小庭康正さんという人!ほんとにてるよねー 好きだなこの暑苦しさ!
本人とコラボしてほしいわ!  


2014年02月19日 Posted by ツルゲネフ at 23:40Comments(0)

災害対応


山梨県、めちゃ大変なことになってるじゃないか・・・ 山梨だけじゃないけど・・・
浜松があまりに好天なもんだから、ろくにテレビとかネットとか見てないと、大事なことをスルーしてしまう。のんきにサファリパークとかいってる場合じゃないじゃん。

日本の災害対応、真剣に基盤づくりをしないとまずいな。
安倍は期待通りの役立たず。マスコミもたいして報道しないし、こういうとき動けるのが自衛隊だけじゃあ・・・ 同時多発で災害が起きたらアウトだな。
援助物資を送るにも、バラバラに送られるとかえって邪魔することがあるのが難しい。
私が福島にボランティアにいったとき、全国からたくさんの援助物資が届いていたが、正直多くが梱包されたままだった。それらを開けたり整理したりするヒマがないのだ。部屋は援助物資で占拠され、他の作業がしづらくもあった。だけど、援助物資は必要。
そういうジレンマがあるのが現実。ほんとうに災害支援は難しい問題だ。

ここ近年、地震だけじゃなくて大雪、突風、豪雨や洪水など自然災害がほんと多い。
静岡県なんか、大地震と原発の爆弾を抱えているわけだし、富士山が噴火なんてした日にゃあ・・
何が起こっても政府は「想定外」って責任をとらないんだから、普段から災害の備えをしていかないといけないな。
しかし、こんな大雪でもバタバタなのに、戦争なんて起こされたらたまらんよ!

  


2014年02月16日 Posted by ツルゲネフ at 21:44Comments(0)

雪のサファリパーク

3末で仕事を辞めるため、有休ちょいちょい使ってまして今月休みが多いです。
雪のサファリパークにも行ってきました。雪けっこうな積もりっぷりで私が行ったときはギリ大丈夫でしたが、昨日からの雪でまたすごいことになったでしょうね・・・

サファリパークは初めて!ずっと行きたかったんですがなぜか一度も行かなかった。
自家用車で回りましたが、ジュラシックパークみたいですごい!
写真が車のガラス越しにしか撮れないのが残念・・・ ついつい外に飛びたしたい衝動にかられる。まあ開けたら死ぬけどなww



入ってすぐクマゾーン!
動物園でみる熊は遠いのであまり実感がないが、車で近寄るとうーんやっぱりこわいわ~
山の中で会いませんように・・・



トラ、なにげにライオンよりかっこいいかも!



なにこのトラ山・・・( ゚Д゚) トラってオスメスの違いわからんな~
ライオンの生態はけっこうメジャーだけど、トラの生態って謎。群れでいるイメージはないよね。オスもメスも一匹で生きてるのかな。
ペアになったらどうやって子育てするのかな?



小鹿!かわいー 子供は人間も動物も一緒で、雪だろうがぴょんぴょん跳ね回って元気いっぱい。



ライオンはやっぱりメスの表情がいいね。緊張感がある。オスはごろついてばかりだ。



他のサイが一心不乱に草をもしゃもしゃ食べているのに対し、一心不乱にツノを研ぎ続ける孤高の若侍。
敵のいないサファリパークにおいても、いつか原野で刃を交える日を夢見て自己鍛錬を惜しまない孤高のサイ、いい心がけである!
孤高のサイ:「ひと~つ 人の世、生き血をすすり、ふた~つ 不埒な悪行三昧・・・・みっつ、右にもハゲがある・・だっけ?」



カピバラ天国。カピバラ、思ってたよりでかいなーー!!
あっちこっちサワサワおさわりしてみましたが、めんどくさそうに視線を向けるだけでたいして反応なし。
ワイワイ騒ぐ人間の相手をするのはめんどくさいようで、とにかくほっといてくれというオーラがでてました。

雪のため外に出てない動物もいたので、また雪がない時にゆっくり見たいなあ。
個人的にはハイエナを観察したかったのだが、見れなかった。残念。  


2014年02月16日 Posted by ツルゲネフ at 00:17Comments(2)

横浜美術館、商店街歩き




熱海からドンブラコと横浜に流れ着きました。
横浜といっても・・・中華街は何度も行ったことがあって飽きたし、みなとみらいとか興味ないし・・・

ってことで、横浜美術館→商店街歩き のコースに決めました。
ちょうど、日本画の下村観山展、やってました!

ここ数年、意識して日本画鑑賞の機会を多く作っている。
上村松園、川合玉堂、竹内 栖鳳、尾形光琳、横山大観、速水御舟、村上 華岳、松井冬子、など主要どころは展覧会見に行きました。
下村観山は基本的には力強いタッチで、個人的にはもう少し繊細な雰囲気のほうが好きですね。
年齢が上がるにつれ、日本のことにどんどん興味が出ています。
キリストとか天使とかを描いた宗教画はまるで関心がなく、奇抜な画を見せられて「これが俺のアートだ!」と主張されるのも疲れるというか、やっぱり最も自然に自分の中に溶け込んでくるのが日本画なのかな、という感じですね。
アートによってあっと驚きたいのではない。
私が求めているものは、自分のアイデンティティが無意識に、確かに引き出される芸術。見終わったあとに新しい自分がそこに佇んでいる、そういうものですね。
そこから、自分が何を吐きだしたいのか、生涯をかけて考えていきたい。

美術館後は商店街歩き。
熱海銀座の雰囲気にすっかりやられてしまい、禁断症状が出たのです。




横浜駅近くの、野毛商店街をまずはふらふら。
確かにレトロな感じはありますが、なにしろ熱海銀座をがっつり歩いてきた女なので、ちょっと物足りません!!
野毛商店街のはずれの、ソープランド街を歩きたかったのだが(汗)女ひとりではちょっと行きづらいしそーゆーとこで写真バシバシ撮るのも怖いので、マトモな場所のみ。
危ない場所にはすっごい興味あるんですけどね。大阪の西成地区とかYOUTUBEで見たり潜入レポブログ読んだりするとすんごいワクワクしちゃいます。潜入するにも危なくて女じゃ行けないし、男に生まれればよかったな~と変なところで思ってしまう。

野毛商店街を2周ほどしたら飽きてしまい、電車に乗って白楽駅に向かう。



白楽は「六角橋商店街」という素晴らしく昭和レトロな商店がある、というのをネットで見つけたのでぜひ行ってみたかったところ。

うん、いいね!おばあちゃんがいっぱいいるし、乳母車をたくさん売ってる店とかなかなかないからね。







レトロな商店街、最高!てか、やっぱり熱海、最強だな!!
寂れ感は熱海がダントツ。近々もう一回熱海いこーっと。
私はリアリストなようですごくロマンチストなのかもな。哀愁漂う、ムーディーな雰囲気大好き。明るくてきれいなところじゃなくて、寂れて哀しみのある雰囲気、これがいい。

帰りは横浜から浜松まで、ずーっと鈍行で帰ってきたので疲れたー。  


2014年02月12日 Posted by ツルゲネフ at 23:41Comments(0)

雪の翌日、鎌倉へ

豪雪の翌日、熱海を少しふらふらしてだいぶ動けそうだったので、鎌倉に移動。
向かう電車の途中、だんだん雪が深くなっていく。関東のほうがやっぱり雪が激しかったんですねー。

わたし、実は初めての鎌倉だったりする(汗)
なんで今まで鎌倉来なかったのかな~?
とりあえず、最寄りの神社、鶴岡八幡宮にいってみる。



参道、うーん雪が深い!メインの参道は雪かきがしてあったが、他はこんもり積もったまま。



とりあえず参拝して、御朱印を頂く。

そのまま、「由比若宮(元鶴岡八幡宮)」に向かう。どっちかというと、こっちに行きたかったの!
こないだ本を読んで八幡宮の知識も少し入ったことだし・・・

大分の宇佐神宮から京都の石清水八幡宮へ、そして鎌倉の鶴岡八幡宮へ。
西から東へと、戦とともに八幡宮は拡がってきた。
源頼朝の先祖、源頼義が安倍氏を滅したときに石清水八幡宮を鎌倉の地に祀った。
このおおもとの八幡宮が「由比若宮(元鶴岡八幡宮)」。
そして、源頼朝が今現在の鶴岡八幡宮に社を移し、大きな神社をどーんと建てたわけですね。

由比若宮(元鶴岡八幡宮)は、鎌倉駅の南方向へ歩いて20分ほど、住宅街にこじんまりと建っています。
場所がまた、とてもわかりづらい!ほんとに狭い路地をくねくねと入っていって、こんなとこにあるの?っていう感じ。
地図を見ながら行っても迷ってしまった。



派手派手しい鶴岡八幡宮と比べると、あまりに地味で、知らなければ普通にスルーしそうになります。





小さな社殿。私以外に参拝者はひとりもいません。皆、知らないのか来にくいから興味がないのか・・・
私はこちらのほうが趣があって好きですけどね。


雪が深くてバスが運行停止になってたり、近場を歩いても神社が雪の影響で閉まってたり、通行禁止になってたり行きたい場所に全然行けなかった。
鎌倉をゆっくり旅したかったが、これじゃあ仕方がないので、横浜へ移動。
鎌倉はまたぜひ、リベンジしないとなあ。  


2014年02月12日 Posted by ツルゲネフ at 00:06Comments(0)

雪の熱海

ここ4日、連休をとっていて、熱海~鎌倉~横浜、と旅してきました。
ちょうど大雪の日は、熱海にいました。
・・・というか、ほんとは熱海ではなく最初から鎌倉を旅している予定だったが・・・・残念ながら例の大雪にばっちり当たり、雪の日は仕方なく熱海にステイ。
MOA美術館もいってきました。MOA美術館では今、尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」が見れますよ!
MOA美術館は毎度それなりの作品を展示しており、ご年配の方が多く雰囲気・空気感が落ち着いており、安心して美術品を鑑賞できます。
能楽堂も素晴らしく、一度能楽を見に行きましたが大変良かったです。お気に入りの美術館です。
それにしてもMOA美術館のあのありえんスケールのエスカレーター、何度行っても驚愕の長さと急勾配に驚く!
下りは階段で降りて、何段あるか数えてみましたが、350段以上ありましたよ・・ あれ登ったら登山より疲れそうだわ。

雪の日の熱海。



ホテルより熱海のビーチを撮影。こんなに雪に埋もれた熱海のビーチを拝むことなんてなかなかあるもんではない!
あの大雪っぷりにはほんと、びっくりしましたね。



雪が弱まったのを見計らって外出を試みるが、風がけっこう強くて写真を撮るのはしんどかったわ~
それにしても歩きにくい・・滅多に雪が降らない浜松育ちなもんだから、雪に慣れていなくて。雪国で暮らすってほんと、大変なんだね・・
ただ、雪のある熱海の風景を撮れたのはある意味ラッキー!雪の熱海も風情がありますよね。



豪雪の翌日。
なんと同じビーチからすっかり雪がなくなってる!
昨日あんだけ積もってたのに!これにも驚いた。
温泉がたくさん出ているだけあって、地熱がけっこう強いのかしらね。すぐ溶けてしまう。



なんと、桜も咲いてました( ゚Д゚)
熱海の桜は1~2月に咲く「寒桜」だそうですね。温泉効果もあるのかな!?桜を早く見たい方は、今熱海へ!

今回は足止めをくったのもあるが、そのおかげで熱海銀座をゆっくり撮影できました。

かつて栄えた温泉街、そして寂れたアーケード街。まさに「盛者必衰」。
このダサさ、無常感、虚無感、心にずしんと響きます。ここには男と女の哀しみがある。





江戸時代から続いた老舗旅館も、今は更地に。



私の大好きな場末のスナック・・・



・・・と、売れない歌手(失礼)
「みさくぼ慕情」を思い出すぜ・・・



こういうカウンターだけの店とか、熱海だと味があってついつい、ひとりふらりと立ち寄りたくなる。



今回仕方なしに行った熱海だったが、予想外に熱海銀座にはまった!また行かねば!熱海銀座!
  


2014年02月11日 Posted by ツルゲネフ at 00:29Comments(0)

引っ越し準備



母インドへ行くの巻の続報ですが、母は腹を壊すこともなく、とにかく楽しく過ごせたようです。
インドに向かう飛行機の中からまあ、オバタリアン丸出し。
3人席で一番通路側に座った母、横2人はインド人カップルだったそうですが、英語ができないはずの母が隣のインド人にがんがん話しかけ、しまいには「ちょっと窓際のあなた、今いい景色だから私のカメラで景色撮ってちょうだいよ」とカメラを押し付け撮影を命じるなど、インド人もびっくりの厚かましさ爆裂。
うちの母がインドの皆様に迷惑をかけましてすみません・・・。
母の感想では、インドのゆったりマイペースに時間が流れる感じとか、子供も大人も喜びや怒りを素直に表現するストレートさとか、素朴なところが気に入ったようです。もちろん、あくまで観光なのでいい面ばかり見るわけなんですが。
影の部分、インドの凄まじい貧困や犯罪の多さや残虐さなどは観光目的でなかなか垣間見れるものではないでしょうね。見たくてもそういうエリアに行くこと自体ハイリスクですし。
私自身は、それほどインドに行きたい!というのはないなあ。人生観を変える、とか求めていないし、何しろ人混みが苦手だから、ブルガリアとかモンゴルとかとにかく人口が少ない国のほうが好きだなー。

さて、明後日は横浜で友人の結婚式。
私たちの結婚式のあと、独り身だった私の友達と旦那の友達を紹介し引き合わせたら、うまくいってスピード結婚したので大変めでたい結婚式。
2月ということは、私の結婚式から1年、か。
早いものだ。
結婚生活のうち半分は、日本とアメリカの別居になっちゃってますけど。

来週には船便を何箱か送るし、引っ越しに向けていろいろやることが増えてきた。
敏感肌の私に合う化粧品を向こうで探すのも面倒だし、買ったものの合わなくて買いなおして・・・って無駄な出費をするのは避けたいので、今日常で使ってるものはこちらから送るんだけど、せっけん、シャンプー、化粧水、メイク落とし、乳液、クリーム、日焼け止め、歯磨き粉、ハブラシ、目薬、生理用品、などなどを半年分くらい買い込んだけど、ものすごい出費。5万円は軽く飛んだ。コンタクトも半年分送るしね。
話にきくとハブラシにしろ、綿棒にしろやっぱりモノがいちいちデカイようなので、極力日本製のを持っていくことにした。

あと、できればあれを持っていきたい、ホームベーカリーの機械。
アメリカのパンがとにかくまずい!と旦那が文句を言っていたので、ホームベーカリーで美味しいパンを焼きたいなあと。
お米もいまいちなうえにパンもまずい、じゃあ生活がしんどいからなあ。
料理が一番の悩みだなー。調味料は高くても色々手に入るようだけど、材料がね・・ 聞くととにかく魚が少ないようで。冷凍サーモンとか変なナマズみたいな魚とか・・ アサリとか秋サンマとかもちろん食べれない。海沿いじゃないと冷凍になっちゃうんだよねー。冷凍の魚じゃなー。
肉もどでかいのしかないから、200グラムのひき肉とかでいいのに、1キロくらいの塊買わなきゃいけなかったり。
野菜も玉ねぎ1玉でいいのに、6個入りとかしかなかったり。バラ売り、ていうのが皆無のようだ。
肉や魚の代わりになるたんぱく質、大好きな豆腐もないし、味噌もいまいちのしかないし、納豆はあるこたあるけど、冷凍納豆しかないだと( ;∀;) 冷凍じゃやっぱり不味いとのこと、そりゃそうだろう・・
そんなこんなで料理上手な旦那がすっかり料理やる気をなくし、外食生活になっちゃてるようだ。
ニューヨークとか大きな都市ならまだしも、私が行くところはそんなに大都市じゃないので、日本食材はなかなか難しい。
せめて食材を輸送できればいいのに、米や調味料も含め食品は一切輸送禁止だなんて!手荷物にちょっと忍ばせる程度しかできない。
うーん、まあナントカ頑張るしかないな!
  


2014年01月31日 Posted by ツルゲネフ at 01:27Comments(0)

八幡神社



どうやら、母が日本に帰ってきたようです。まー無事でなにより。明日自宅に戻るので、また感想をきいてみよう。
うちの家族はあまり互いに関心がないのか、連絡を密にとらないので、「どうやら~らしい」という噂が飛び交うという奇妙な家庭です。
私がモンゴルにいったときも、私がいつ帰国するのか誰も知らなかったくらいですから・・・(;´∀`)
母がセントレアからカンボジアかどっかに行こうとしていたときも、弟が同じくセントレアからどっかの国に行こうとしてて、母と弟、偶然空港で出会うという(笑) 「あんたこんなとこでナニやってるの」「どこいくの」「へー。じゃーまたね」みたいな実話もあったりとか。
自由気ままですな。

かくいう私の旦那も、どこにいるのやら。
アメリカに転勤になって、けっこうアメリカ国内出張が多くて、「今、フロリダ」「今週、アトランタ」「来週、サンフランシスコ」とかいろいろなとこに行ってる風なメールがきて、いちいち把握するのもめんどくさいのでこちらも詳しくは聞かず、結局どこでナニやっているのかよくわからん!
ま、お互い元気にがんばりましょうってことで。


「なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか」 島田裕巳



ソマリランドと並行して読んでた本、読了。

いやー、なんでこのタイトルに関心を持ったかというと、私浜松八幡宮で自分の名前を名付けてもらって、結婚式も八幡宮であげたからなんです。八幡、て全国津々浦々あるけれど、なんの神?っていう素朴な疑問はあって、それが解明されてちょっとすっきり。

日本における信仰の多い順でいうと、第一位がダントツ八幡信仰、第二位が伊勢信仰、第三位が天神信仰、第四位が稲荷信仰、第五位が熊野信仰・・・なんですって。
この第一位の八幡の神様は、どうやら新羅の神、渡来人が日本にわたってくるときに一緒にやってきた外来神というのが有力らしい。
八幡神が古事記や日本書紀には一切出てこないこと、八幡宮の本家本元が九州(大分)にあること、その他いろんな状況からみて新羅の神と考えるのが妥当だということらしいですね。ちなみに、稲荷の神も新羅由来疑惑あり。
八幡宮がここまで広がっていったのは、武神としての側面(あちこちで戦いに明け暮れる時代が長かったですから、武神は重宝されたでしょうね)と、仏教とうまく付き合ったことで地位を高め、生き残ってきたことなど、非常に興味深い話が満載でした。

八幡だけじゃなく、その他の主要な神様についての話も面白いです。
伊勢神宮は天皇の祖先といわれる天照大御神が祀られているにもかかわらず、明治天皇が参拝するまでの1000年間、歴代天皇が伊勢神宮に全く参拝しなかったのはなぜなのか?とか、昔は式年遷宮は19年に一度行われていたとか、応仁の乱のせいで式年遷宮ができず120年超空いてしまったときがあったとか、昔は今のお陰横丁の代わりに遊郭が栄えており、密かに遊郭目当ての参拝者もあった、だとかいろいろ小ネタ満載で興味深い。

ちょっと知識があると、がぜん神社仏閣を見る目が変わりますね。
神社に興味あるかたは、ぜひ一読を。

  


2014年01月25日 Posted by ツルゲネフ at 00:01Comments(0)

母がインド!



突然ですが、私の母は今、インドにいます。
突如「インド行かなければ」と思ったらしく、気付いたらおひとりさまでインドツアー申込してました。
いい歳したオババがおひとりさま旅、というのも珍しいがそれがまたインド、とは・・・ 
行くと決めたら絶対きかないガンコな母なので、誰も止められません。
母とは性格が正反対の、超ビビリ症の父を置いて、「じゃー行ってくるわ。私の身になんかあったらメンゴメンゴ。あとはよろしく」と嬉々として旅だったのだった。

ひとり、ぽつねんと残された父。
普段は母任せで家事なんてしないのに、朝からいそいそ洗濯したりゴミ出ししたり自分で料理したり、おお、なんだやればできるじゃないかと新しい父の側面が見えたのが新鮮であった。

思えば、娘(私)が突然一人でモンゴル行くと言い出したり、母と娘(私)が突然キナバル山に挑んできたり、弟にいたっては毎年のように数か月海外で行方をくらましたり(しょうもないバックパッカー)、家族の中で一人だけビビリ症の父を、何度ハラハラさせていることか。
可哀想だが、しょうがない。
私と弟には、母の旅好きの血が流れてしまっているのだ。


そんな旅好きの私が最近読んだ本

「謎の独立国家ソマリランド」 高野秀行



破天荒な旅ばかりする、辺境探検家の高野氏の傑作。5センチくらいあるハードカバーの本なので、読み応えあり。
私は面白くて数時間で読んでしまったが・・・
今までこの人はもっと賞をとってもいいのに、と思っていたがようやくこの作品で、講談社ノンフィクション賞を受賞。
この人はよくわからんけど、すごい。
行動がハチャメチャなようで、大変頭がよく、たぶん洞察力やコミュニケーション力がものすごい高いのだろう。
こういう旅を成功させる能力っていうのは並外れた才能だと思う。

ソマリランド共和国、はアフリカ東北部に位置する。
「ソマリランドはリアル北斗の拳であり、リアルONE PIEACEであり、ラピュタらしい」という冒頭部での紹介は、ソマリランドという怪しい国家に大変興味をそそられる。
この国の姿を知るほどに、ソマリランドにとどまらないアフリカの複雑な社会構造が浮き彫りになってくる。
個人的には、国連のソマリア介入失敗の要因、がこの本ですっきり理解できたのが驚きだった。
大変面白いので、旅好きの方にはおすすめ!  


2014年01月21日 Posted by ツルゲネフ at 23:37Comments(2)